借りてきた猫のように

――フィクションの中で生きる~映画・小説・音楽・マンガなどの日常――

2017年01月の記事

もうすぐ10年かまってちゃん(2017年1月31日)

 2016年11月より展開されていた神聖かまってちゃんのツアー「めちゃ×2魔法を叶えてっ!ツアー」が1月29日、東京・EX THEATER ROPPONGIにて閉幕(札幌公演は3月に順延)。

 神聖かまってちゃんのライブを観るのは昨年9月に行われた渋谷のライブハウス「WWW X」以来およそ半年ぶり。配信や最近の状況を追いかけてなかったので、ヴォーカルの「の子」が眼帯をしている背景がわからなかったのだが、先行する福岡公演でギターのヘッドを左目にぶつけて5針縫うケガをしていたらしい。

 2008年結成のバンドなのでなんやかやで「10周年」。全員同い年のメンバーも30歳を超え「若手」の枠からは脱却していく段階。昔と比べるとちゃんと曲の進行ができるようになり、ハラハラ(イライラ)させられることはなくなってきたが、ものすごく饒舌に喋りながらも支離滅裂な「の子」のMCは相変わらずで、10年経った今でもこれだけ伝えたいことが多くありながらそれをどのように伝えられるかを模索し続けている様子が微笑ましい。
 「16歳の時に作った曲を歌えることを誇りに思う」と切り出してから、アンコールのラストの曲「リッケンバンカー」を歌いはじめたように、良くも悪くも洗練さとかけ離れたところで活動を着実に展開してきており、客層も多様になってきている。中高生女子とお母さんらしき組み合わせも! 世界からはみでた人たちの集いらしく、それぞれが勝手に楽しんでいい雰囲気で意外に居心地が良いのでは?

 音楽の幅も意外に広くて、代表曲「ロックンロールは鳴り止まないっ」から、観客の呼びかけに対し「集中したいから声かけるなよ」と言ってはじめた「背伸び」「ちりとり」と続くスローな曲がこの日のハイライト。シアターの特性を活かして映像を取り込んだ「コンクリートの向こう側」、アンコールの「マイスリー全部ゆめ」など音響が素晴らしい会場ならではの「じっくり聴かせる」演奏も新境地。通常のライブハウスではドラムがほぼまったく見えないのだが、後方からでもメンバーのそれぞれの演奏がよく見えるステージで、ぜひまたこの会場でやってほしい。
 北海道から沖縄までまわったワンマンツアーファイナルということで、ツアーを完走したことへの感慨が強調され、今年の目標に掲げられているニュー・アルバムや次の展開の話は出なかったが「10周年」をどのように迎えるか楽しみ。
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大森靖子カウントダウン・ライブ(2017年1月1日)

 カウントダウン・ライブから帰宅。
なんやかやでアメリカ研修から帰国後、大森靖子・新宿でのイベントはマンスリー・ミーティング(定例「実験室」)も含めて皆勤できました。

 カウントダウン・ライブは2016年11月にメジャー・デビューしたアイドル・ユニットMaison Book Girlとの2マンライブ。
Maison Book Girlは大森靖子ファンにはPVでおなじみのコショージメグミを軸に結成されたグループで、いつもヘラヘラしてるコショージしか知らなかったので、すみません、なめてました。
まったく想像もしていなかったファン層で、かぎりなく岸和田だんじり祭りや騎馬戦に近い感じで、メンバーのMCの間すら「いいから早く(演奏)やれよ」と怒号が飛び交う荒々しさ。ほとんど暴徒。
なんなんだいったい(笑)。
空間認識もおかしくて、どんなにスペースが狭くてもおかまいなしで思い思いに踊りまくるので、鋭角的な動きが読みにくくて怖い(笑)。

 しかし、ロックやパンクが担ってた層がこちら(地下アイドル)に来てるのだろうか。
いいことかどうかわからないけど、ロックが小難しい印象を与えてしまっていて回避されてるのかなあ。
もちろん多様に細分化してるので単純化はしにくいわけですが。

 そんなこんなで2017年を迎えたのでした。







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