借りてきた猫のように

――フィクションの中で生きる~映画・小説・音楽・マンガなどの日常――

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進撃の!(2017年7月2日)


 神聖かまってちゃんの三都市(大阪・名古屋・東京)ツアー「進撃のかまってちゃんツアー」が7月2日の東京キネマクラブ(鶯谷)にて終了。
 TVアニメ『進撃の巨人Season2』のエンディングテーマ曲に起用され、異例のレコード会社レンタル移籍の形で発表されたシングル「夕暮れの鳥/光の言葉」を受け、『進撃の巨人』バブル効果もあってか(?)、東京公演はまさかのソールドアウト。間際や当日でもふらりと観に行ける気軽さも魅力なのだが、たまにはいいかも。
 2008年に結成された(CDデビューは2010年)ことから現在、10周年プロモーション中であるようで、新曲2曲(「夕暮れの鳥」「光の言葉」)を含みつつも、セットリストは久しぶりとなる初期の曲から多く選ばれていたのが目立った。それでいて、新曲「夕暮れの鳥」から、デビューアルバム収録曲であり、小学生男子の心情を歌う「ちりとり」へと繋ぐセットリストが無理のない流れになっているのが見事。
 そうはいってもメンバー全員がすでに30歳を超えているわけで、初期の曲はやりにくくなる傾向にあり、ましてや小学生の掃除当番をめぐる淡い心情となればなおさらであろうに、衒いなくやり続けられるのが何気にすごい。

 MCでも「アップデートし続けていく」という言葉を用いていたが、原型的な要素をアップデートしながら実際に進化し続けているのだろう。ダブルアンコールも含めて、きっちり2時間、進行できるようになったところに「成長」を感じつつ、そうかと思えば、予定していたセットリストを途中で間違えていたらしく狼狽する場面もあって、良くも悪くも予定調和に陥らないあり方がいかにも似つかわしい。
 「永遠の若手」であるかのような印象を保ちながら、デビューから数えても中堅に位置づけられる存在であり、キャリアを重ねるごとに私も含めて観客層も多様になってきている。
 とはいえ、やっぱり代替わりで常に若い層が主流を占めるのだが、十代ぐらいの若い層からは一体どんなふうに映っているのだろう? ロール・モデルや若い世代のカリスマとも異なるように見えるのだが、意外に不思議な包容力というか、集う者がてんで勝手に楽しんでいてよい独特の居心地の良さがある。

 アンコールの際に、9月にニューアルバムをリリースすること、そしてそれに付随して10月より7カ所をめぐる全国ツアーの情報が発表された。裏情報では、未CD化となっている名曲「マイスリー全部ゆめ」がタイトルを変更して(?)収録されるのではという噂もあり、楽しみ。




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