借りてきた猫のように

――フィクションの中で生きる~映画・小説・音楽・マンガなどの日常――

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2015年5月2日



本日5月2日は忌野清志郎のメモリアル・デイ。RCサクセションの伝説的名盤『シングル・マン』(1976)のマスター・テープが最近、発掘されたことを受けてオリジナル原盤からのリマスタリングSHM-CDが発売されました。NHK-BSプレミアムでは「名盤ドキュメント RCサクセション『シングル・マン』」の番組放映も予定されています。
 思えば十代の頃にあれほどくりかえし聴いていた『シングル・マン』ですが、こうして聴くのは本当に久しぶり。「い・け・な・いルージュマジック」(82)、「サマーツアー」(82)、「ベイビー、逃げるんだ。」(83)の頃のテレビの歌番組やCMなどに出まくっていた時期にRCサクセションを聴きはじめたのですが、そのポップで華やかな印象と対照的に、絶頂期に出されたはずのアルバム『BEAT POPS』(82)から垣間見られるえもいわれぬ深い孤独に当惑したことを覚えてます。遡って『ハードフォーク・サクセション』(初期作品の編集版、82)と共に『シングル・マン』(76)を聴いてみたのですが、ジャケットから異様で、テレビで見るRCのイメージと結びつかず、自分の知っている歌謡曲やニューミュージックの世界とも異なり、また、父親が聴いていた、はしだのりひこ(フォーク・クルセダーズほか)などのフォークとも違う異質な体験でした。結局、その時は消化できず、ライブアルバム『The Tears of a Clown』(1986)で「ヒッピーに捧ぐ」の凄さを再認識してから。
もう十代の頃のように陶酔してのめり込んで聴くような感じではなくなってしまいましたが、あの時期に『シングル・マン』と出会えたのはありがたいことです。
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